切り絵作家モチメの近況をお伝えしています
切り絵『菊酒』難波天神絵巻




『菊酒』

「難波天神絵巻」3作目
(富士製版印刷株式会社広報誌「富士」No.157/’11-11掲載)


秋菊 初めて開きて 秋水とどまる
黄金 さかさまに映ず 瑠璃の裏
夜頃 月は照らして 光明あらわる
暁より後 風は涼しくて 香気起こる
桂父に遊びしたがいて しょう薬尋ぬ
麻姑 採り助けて 宮人喜ぶ


難波天神絵巻、秋のテーマは「菊」です。
大宰府に左遷後、庭に菊を植えて育てるほど、菅公は菊花を愛していました。
宮中にいたころは、菊酒を吹いて長寿を愛でる、重陽の儀式について毎年のように詩を詠じています。
その中に、中国の仙女麻姑が登場しています。
菊酒を含み、菅公の詩想の源に仙女が舞い降りた瞬間が、思い浮かびました。

麻姑仙女は西王母に美酒を届けた「麻姑献寿」で知られています。
菊もお酒も好きなせいか、私はどうも麻姑さんに惹かれ、1年半前にも切り絵で描きました。



美しい仙女と、男盛りの菅公の共演、どうぞとっくりご覧ください。
菊を浮かべた杯がかたわらにあれば、尚のこと素敵ですね。。。

難波天神絵巻『菊酒』は、富士製版印刷会社の広報誌「富士」に掲載されています。
小金陽介さんがやさしい文章で、菊花を愛でた王朝文化、薬効についてなどもわかりやすく解説してくださっています。
こちらの社内誌につきまして、お問い合せは富士精版印刷株式会社http://www.fujiseihan.co.jp/までお願いいたします。
| 切り絵 | 13:07 | - | -
JinnyOops!
 

本日JinnyOops!「MOTHER SHOCK!」発売日!おめでたい日。
http://www.jinnyoops.com(音出ます)

PV
雷鳴SHOCKING!きれいなメロディー、ハーモニー、ドラムビシビシ効いて、とても好き。
ラバーソウルラバーマイク食べちゃいそうな勢いで歌っててかっこいいです☆



| 切り絵 | 12:35 | - | -
JinnyOops!「MOTHER SHOCK!」

JinnyOops!「MOTHER SHOCK!」11月23日発売
価格 ¥2.000- (tax in)/商品番号 JHCA-1007 3rd Stone Records / 3rd Stone From The Sun Corp.
タワレコ購入特典「雷鳴SHOCKING」PVDVD
HPで音流れてます。好き!
(音出ますhttp://jinnyoops.com/live-music/

JinnyOops!アルバムジャケットの切り絵を担当しました
昨日ライブ行ってきましたー最高!
JinnyOops!は3ピースのギャルバンfrom大阪。
メンバーみんなかわいいの。
音は重くてかっこいいの。
gu&vo光世ちゃんとba千尋ちゃんのハーモニーきれい。
瞳ちゃんのdrビシバシ効いてかっこいい!
今日は横浜BBstreet、12月3日はレコ発ライブで下北デイジーバー!
| 切り絵 | 16:30 | - | -
Body painting @ Halloween!
Body painting for Belly dancer ERI


テーマは「不動明王」で、赤!というリクエストをもらい、ふたりで相談しながら、炎だねということになりました。
煩悩を焼き尽くすメラメラの炎です。
それが花のようにもなり、羽のようにもなり。
描きながら流れるように線が繋がっていく様は、とても美しくスリリングでした。

 

本番は一発勝負で描くのがベストと思ったので、事前に自分の体で試し書きをしました。
体にあわせて筆はどんどん走るし、赤という色はものすごく強烈で。
鮮明な赤が体に載ると、まさに血湧き肉躍る、普段と違うパワーが内から湧き上がってきます。
体に文身を施す、古代の呪術師の感覚を垣間見るような。
今も各地の民族に伝わる刺青文化、歌舞伎の荒事の赤い隈取り。
こんなことは人間しかしないことなのに、すごくプリミティブな感覚。
(「もののけ姫」のイノシシの神様たち、決戦の前に泥で描き合っていたな・・・)

ショーの本番前、ワインで乾杯してから描き始めました。
描き終わるまで、1時間以上の真剣勝負です。
描く側も、描かれる側も、腹が座っていて、かつリラックスしていないとむずかしい。
その経過自体がイニシエーションでもあるのだと。

ステージで舞ったERIさんの発熱ぷりはすごかった!
燃えてました。
最後は浄化に至りたい・・・と言っていたとおり、静かに大地に手を延べて。
きれいだった。

ボディ・ペインティング追求してみたくなりました。
ギリギリの緊張と、そこから生まれる自由と。
切り絵は私のすべてだけど、ペイントは本気の究極の「遊び」かもしれない。

一切手を抜けない、自分の限界まで使ってする、究極の遊び。
「遊び」をとことんまで追求したことって、これまでなかったかもしれない。
もっともっと、心を自由にしたいと思ってます。
その手がかりが、ここにあるかも。
新しい扉を開いてくれたERIさんに大感謝です。
| 日記 | 15:48 | - | -
切り絵「Maschera」




切り絵新作「Maschera」

タイトルはマスケラ、仮面です。
額装前に影絵風に撮影しました。

普通に台紙に貼って仕上げるつもりだったのですが、影を生かす方法考えてみます。
その前にプロの人に撮ってもらいたい・・・



 

| 切り絵 | 23:54 | - | -
重陽
重陽の夕焼け。

菊花をいただきました。
パスタ!
きれいでおいしい。



| 日記 | 21:25 | - | -
切り絵新作『蒼を仰ぐ』難波天神絵巻


 『蒼を仰ぐ』
「難波天神絵巻」2作目
(富士製版印刷株式会社広報誌「富士」No.156/’11-7掲載)


 自詠

 離家三四月  家を離れて 三四月
 涙落百千行  落つる涙は 百千行
 万事皆如夢  万事皆夢の如し
 時時仰彼蒼  時時彼《か》の蒼《さう》を仰ぐ


 慰少男女 おさなき男女を慰む

 あまたの姉はすべて家に留まれり
 もろもろの兄は  多く謫せられ去にぬ
 おさなき男とおさなき女とのみ
 あひしたがひて あひかたることを得
 昼はものくふに 常に前に在り
 夜は宿ぬるにも ところを同じくす
 暗きにのぞみては 燈燭あり
 寒きにあたりては 綿絮(めんじょ)有り

姉上たちはみな家に残され、兄上たちも都を去らねばならなかった。
おまえたちにはお父さまがいて、こうしてお話もできる。
昼、食事の時も一緒なら、夜眠るときも一所にいる。
暗くなれば燈籠があるし、寒くなれば真綿もある。
(口語訳 小金陽介)

難波天神絵巻の第2回は、太宰府左遷後に読まれた菅公の二つの詩がテーマです。

絵の中の虹は追加で描きました。
作画中の5月末のある朝、あまりにも眠くて布団から出られずにいたところ、夢うつつの中で「虹を描いてないから起きなきゃ・・・」とつぶやき、しばらくしてからはっと飛び起きました。
その時点で、虹を描く予定はなかったのです。
でも、どう見てもそのためとしか思えない空間がぽっかりと空いてる。
天空を仰ぐテーマにも合っている。
そしてネットで見た、被災地に現れた虹の写真を思い出し、迷いなく描くことにしました。

刷り上がった見本誌が届いたのは、雷の鳴り響く中でした。雷公・・・。
都内でも虹が見られた頃です。

無邪気なこどもたちの笑顔に、ひとときでも安らいでいただけましたら幸いです。


(前作に引き続き、富士製版印刷会社の広報誌「富士」に掲載されています。
パステルを使った虹の微妙なニュアンスに至るまで鮮明に印刷されており、とても美しいです。
小金陽介さんの文章と共に、見開きで掲載されています。
他に、震災による印刷関連業界への影響の記事もあり、興味深いです。
こちらの社内誌につきまして、お問い合せは富士精版印刷株式会社http://www.fujiseihan.co.jp/までお願いいたします。)


| 切り絵 | 03:21 | - | -
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